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勇気の授業03|勇気は作れる「種市純也」選手の参加が決定

吉村です。11月19日に開催する「勇気の授業03〜環境を変える勇気〜」の参加選手三人目は「種市純也」選手に決まりました。
種市選手はプロデビューしてまだ一戦しか実績がありません。しかし、そのプロデビュー戦はまさに「勇気」を象徴するものでした。

種市選手のプロデビュー戦はなんと元ムエタイチャンピオン。
無謀とも思える挑戦を受けた理由は種市選手が巌流島へ投稿したブロマガを引用して紹介ます。

僕は10年少し前に、一時期あるキックボクシングジムの職員をやっていた。
当時は毎日がキックボクシング漬けの生活だった。
そのジムにはキックボクシングを初めて2年でラジャダムナンスタジアムのランキングに入った大輝選手と佐藤昭彦選手、武田一也選手などがいた。
彼らに何回もぶっ飛ばされ、才能の違いも感じ、僕はキックボクシングから離れ専門学校に入り直した。
当時SRSという格闘技番組で彼らが特集されたりしたのを、悔しくて半べそかきながら工場の夜勤をしていた。
ただ、彼らよりも先に社会に出たおかげで社会人としては少し先を行けた。
僕は友人たちによく嘘をつく。
「あん時、キックを早めに見切りつけて良かったよ。おかげで今人並みに生活ができるもん」
本当は燃え尽きるまでやった彼らが、うらやましくてうらやましくて仕方ないくせに。

まだ、燃え尽きられないから、沖縄拳法の門をたたき修練をした。
コアズにも通いフィジカルトレーニングもしている。
燃え尽きられないから、菊野選手とスパーをしたりする。
そんな日々の中でこの話を頂いた。
なんの縁か、上記の大輝選手・佐藤昭彦選手、武田一也選手はクンタップ選手に負けている。
勝てば、仇を討つことにもなるし、自分自身の中での区切りにもなる。
断る理由はどこにもなかった。
「プロにもなれなかった男が沖縄拳法を修行して、ムエタイのチャンプに挑む!」
なかなか面白いと思う。
引用元:巌流島|沖縄拳法空手・種市純也がクンタップ戦を受けた知られざる秘話!(2017/08/16)

僕はこの試合を会場で見ていました。1R、2R健闘するも顔は腫れ上がり、明らかにダメージを受けている種市選手。
「やっぱり無茶だよな」そんな思いで3Rの開始を見守った。
しかし開始直後に雄叫びをあげ、打って来いと向かっていく種市選手の姿。まるで何かが乗り移ったかの様な姿勢、オーラにいつの間にか「もしかしたら」を予感させられた。
きっと会場中がそんな心境だったと思います。

けれど最後はTKO負けに終わった種市選手。
そんな彼を待っていたのはこの日一番大きな拍手だった。
先のブロマガを読んでいたこともあり夢の舞台に立つ人の強さを見た。と思っていた。

と言うのは、試合の後にさらに壮絶な事実が明らかになったのです。

実は、試合が決まる前からヒザに爆弾を抱え、練習中にヒザを痛め、蹴れないどころか、いつ膝が抜けてもおかしくない状態だったそうです。
さらに、試合直前には母親が亡くなっていました。

一体どんな心境だったんだろう。想像すら出来ませんが、その決断・思いはあの試合が全てを物語っていたと思います。

そんな種市選手。過去の勇気の授業参加者からも出演を望む声が多数寄せられオファーしてみると

断られてしまいました^^;

これはもはや生き様ですから僕も納得して次回以降の機会を待つと決めたのですが、諦めない男が一人いました。

菊野選手と種市選手は共に沖縄拳法空手の同門であり、種市選手はチーム菊野の一員。そして種市選手のプロデビュー戦は菊野選手が推薦したものでした。

色んな縁が繋がり、そして本日種市選手にお会いし正式に勇気の授業参加が決まりました。

話してみて一番印象に残っているのが「勇気の作り方」と言う表現をしたこと。
勇気の出し方では無く「勇気の作り方」。

まだまだ知られていない種市ワールドにご期待下さい!
恐らく、勇気の授業の後の「勇食会(懇親会)」も相当面白い話しが聞けそうです^^

開催情報詳細はこちら→

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